スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top
lowest common denominator
2009 / 06 / 11 ( Thu )
仕事中に比較的よく出てくる単語・フレーズで、よく悩んだり間違えたりするシリーズ第二弾笑です。

"lowest common denominator"、辞書をひくと「最小公分母」と出ています。"least common denominator" とも言うようです。が、この言葉、私にはまったく馴染みがなく...。それもそのはず、日本の小学校などでは習わない言葉です(少なくとも、私が子供の頃は)。その意味するところは、「二つ以上の分数で、その分母の最小公倍数」だそうです。1/3 と 1/4 なら 12 ということになります。分数の足し算や引き算をするときに、「通分」しますよね。「最小公分母」という言葉自体は習いませんが、あれのことのようです。

が、このフレーズ、数学や算数に関係ない文脈で使われるときは、十中八九比ゆ的な意味になるようです。でも、「最小公分母」と言っても、やはり普通の日本人には「??」という感じになってしまいます。恐らく言いたいことは「ばらばらの複数のものの中から、何とかしてみんなが妥協できる共通部分を探し出す」ってことだと思います。

今回はコンピュータ関連のマテリアルで、「the lowest common denominator of instructions set」というフレーズで出てきて、この場合は「共通部分」の意味でよさそうでした「命令セットの共通部分」とか「共通する命令セット」とか「共通部分のある命令セット」とか。コンピュータ関連だけに、実は普通に「最小公分母」=「最小公倍数」ってことか?とも思ったけど、前後関係を見るとどうも関係なさそう。

日本語では「最大公約数」がこの意味で使われることがあるけど(「最大公約数的意見」=「ある団体の中で最も多くの部分が共通する意見」とか)、英語だと「最大公約数」は "greatest common denominator" とかになって、明らかに違う意味。

こういう概念の違いというか文化の違いが反映された文章を翻訳するときって、とっても大変(&面倒笑)だけど、実はとってもおもしろかったりします。


11 : 20 : 14 | 翻訳つれづれ日記 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
<<「じっくり」豚肉とじゃがいものポットロースト | ホーム | かぼちゃの豆乳ドリア>>
コメント
----

"lowest common denominator" 確かによくみかける表現ですね。

私も日本語で「最大公約数」を同様の表現で使うこととの違いに興味を持っていました。

Wikipedia に、妥協点を探すという文脈においては、最小公分母を比喩として使用するのは数学的(論理的)には正しくないという記述がありますね。つまり、日本語の「最大公約数」という表現のほうが論理的には正しいということ。

心情的に、どうしても "lowest" とか、"least" という単語を使用したくなってしまうために、"lowest common denominator" という言い方が定着したのかもしれません。

http://en.wikipedia.org/wiki/Lowest_common_denominator


by: ゼラータ * 2010/11/21 12:48 * URL [ 編集 ] | page top
--Re: タイトルなし--

承認が遅くなりすぎましてすみませんv-356 wikiのリンク、ありがとうございます!
同じ疑問を持たれる方がいらっしゃってうれしいです。英語でも間違いとして認識されているのですね...。

翻訳していると、こういうちょっとした疑問がよくあるのですが、なんとなくごまかせてしまうので深く考えることはめったにありません。でも、時々は突き詰めて考えてみることも必要ですね。
by: goooody * 2010/12/22 15:38 * URL [ 編集 ] | page top
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://bistrogoody.blog56.fc2.com/tb.php/128-47630344
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。